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民主党の鳩山由紀夫幹事長は14日、ロシア連邦院(上院)のミロノフ議長ら議員代表団と都内のホテルで
会談し、「政権交代したときには懸案の解決、日露の平和条約締結に向け最大限の努力をしたい」と述べ、
北方領土問題解決に強い意欲を示した。これに対しミロノフ氏は、領土問題の解決について
(1)次世代に委ねてはならない
(2)日露双方が受け入れられるものでなければならない
(3)極端な立場を放棄しなければならない-の3点を指摘したうえで、
「解決は簡単ではない。両国の首脳が見いだすものになる」と語った。
ミロノフ氏の「極端な立場を放棄すべし」との発言は、日本側が主張する4島返還による決着には応じられない
との考えを示したものだ。しかし、鳩山氏もかねて「4島返還では1000年経っても還らない」という見解を示し
ており、この日の会談では反論しなかった。
一方、鳩山氏は「重要なことは交流の強化だ。昨今の金融危機を乗り越え、英知を結集し、さまざまな分野で
の発展を期待する」と呼びかけ、ミロノフ氏は「両国の立場が一致している点が非常に多く存在している」として、
経済や人道、国際舞台などの分野での協力関係を築いていく考えを示した。
ソース:産経新聞[2009.1.14 17:20]
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