09/01/14 15:59:33
ソース：ソウル新聞（ハングル記事を記者が翻訳）
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韓国の多目的実用衛星である”アリラン 3号”の打ち上げ事業を、日本の三菱重工業に
任せるとの消息に論議が巻き起こっている。
最近、韓国航空宇宙研究員は(KARI)は「(これまで優先交渉対象企業だった)三菱重工業
が”アリラン 3号”の打ち上げ事業を受注した。」と明らかにした。この消息が知られると
市民社会団体やネチズンたちは「歴史的な大罪を犯している企業に、歴史的なことを任せ
ていいのか」と反発が起こった。
三菱重工業は2次大戦当時、韓国人たちを強制徴用した企業で,あり、それ以後も適切な
被害補償をしておらず被害者や遺族、我々国民を立腹させた企業であり、他にも歴史歪曲
論議を起こした、扶桑社の教科書記述を主導した”新しい歴史教科書を作る会”を支援して
きたと知られて、我が政府と国民の怒りに触れた企業でもある。
”勤労従軍慰安婦のお婆さんと共にある市民の会”など、9つの市民団体は12日に声明
を通じて「三菱は幾多のわれ等が先祖たちを炭鉱軍需工場へと連行し、牛馬のようにこき
使い、結果死に至らしめた第一位の戦犯企業である。」とし「我々の宇宙航空産業の未来
を過去に対する反省も謝罪もない、戦犯企業の手に任せることはできない。」と言った。
ネチズン”大統領は国民の下僕”は、青瓦台のホームページ自由掲示板に「一体なぜ
罪のない少女たちを強制動員し、賃金も食料もまともに与えなかった企業にアリラン3号
を任せるのか」と批判した。
これと共に「ロシア側は技術移転に積極的だったが、価格が高く日本に出遅れた」とし、
一部の報道と関連して「実用的な側面を見ても、技術移転も同時に行うことがもっとも
有益だ。」とする意見が多かった。
Daumでは13日に”アリラン3号衛星の打ち上げでの三菱選定を破棄せよ”との請願が
上り、14日午後2時現在で1000人余りが賛成している。
一方このような論議に対し、KARIでは「価格と性能評価を通じ、正当な購買手続きにより
三菱重工業に決定した。」 とし「政治的な考慮はしていない。」と 14日に説明している。
KARI関係者は記者との通話で「ロシアが技術移転をすると言った事はない。」と付け加え
ている。
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