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準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)が海外から裏金約1億円を税関を通さずに国内に
持ち込んだとされる事件で、東京地検特捜部は、同社の元副社長(68)(現・顧問)らについて、
14日にも外国為替及び外国貿易法違反容疑で本格捜査に乗り出す方針を固めた。
同社は海外で総額約10億円の裏金を捻出(ねんしゅつ)していたことが明らかになっており、
特捜部は使途の解明を進める。
特捜部の調べや同社関係者によると、元副社長は2005年ごろ、香港などの口座で裏金を
管理していた同社元海外事業部副事業部長・高原和彦被告(63)(業務上横領罪で起訴)に
持ち込みを指示。高原被告は昨年春ごろまでの間、計8回にわたり、入国の際に手荷物で
現金計約1億円を運び込んだ疑い。
特捜部はこのうち時効にかからない約7000万円分について立件するとみられる。
高原被告は調べに対し、国内への持ち込みは、「元副社長の指示だった」と認めている。
一部は同社子会社の元社長に渡したと供述しているといい、特捜部は子会社元社長が、
裏金づくりの目的を知っていたとみて追及する。
特捜部は、同法違反容疑で昨年6月に同社本社などを捜索。同11月にも、数十か所を捜索している。
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