09/01/17 09:08:46 j+6VXjcM
日本の「なまもの料理」「冷や飯」の許容は、優良衛生状態の中で、
育(はぐく)まれて来たものであり、互いに関係している。
日本の食文化システムの一部を構成している。
「梅干入りの おにぎり」は、単独では存在できない。
緑茶、わさび、濃いクチ醤油、酢飯など、すべてが衛生状態を保つ役割を担っている。
なぜ、笹の葉でくるむのか、なぜ、竹に入れるのか。
器も、衛生管理システムを構成している。
「弁当」も「おせち料理」も、その衛生管理システムの中で登場したのだ。
日本は、キレイな真水(まみず)が豊富だ。
だから、野菜を水洗いすることができる。
水の少ない国では、「水洗い」は贅沢な行為だ。
中国は、内陸部に行くほど、何でも火に通したがる。
野菜の炒め方は、表面だけを強火で炒める。
これは、シャキシャキの食感だけでなく、表面の消毒も兼ねている。
寄生虫を "洗い流す" ことができないから、熱で殺している。