09/01/12 22:15:07
URLリンク(www1.ddaily.co.kr)
日本のテレビ業界が搖れている。続く赤字で新技術の競争でも押されている。甚だしくは中国企業に
まで追いかけられている。‘円高’の影響で価格競争力も劣る。世界LCDテレビ2位のソニ-は本会
計年度はテレビ部門だけで1億ウォンほどの赤字が予想される。PDPテレビ1位を占めるパナソニッ
クも関連事業損益分岐点にやっと届く予定だ。
世界景気低迷で産業再編が予想され、今後の1~2年が日本企業等の生き残り分水嶺になると見ら
れる。10日(現地時間)アメリカのラスベガスで開かれている世界最大の家電展示会‘CES2009’でテ
レビ業界の明暗が変わった。サムスン電子・LG電子ブースが大きく注目されているのとは対照的にソ
ニ-・パナソニックなど日本企業のブースは閑散としていた。甚だしくは伝統的に日本企業が占めた
展示区画を中国にあけ渡した。
サムスン電子デジタルメディア総括チョン・ソンホ常務は「日本企業が苦しんでいるのは次期成長動
力の見通しに失敗したから。LCDテレビの最初の売り上げ1位はシャープだったが、今は群小企業へ
と転落したのもそんな理由」と言った。また「ただ技術発展のみを強調しても、実際の消費者は必要性
を感じない。買う気を催すためにデザイン、スリム化など差別点を取り揃えなければならないのに、こ
んないくつかの点で不足だった」と付け加えた。
◆経営難で投資ないがしろ…目前の利益に'汲々'=韓国企業等はすでに技術力で日本企業等を追い
越した、というのが市場の評価だ。実際に韓国企業等は世界で一番薄いLEDバックライトTV、
480HzLCDTV、フルHDより4倍以上鮮かなウルトラHD(UD)TV、インターネットTVなどを公開して人
目を引いた。日本企業等はインターネットTV程度が新製品だ。技術的優位性を見せることができる
製品は既存製品をそのまま持って来た。それさえもパナソニックが披露した8.8mm厚さPDP TVと
LEDを活用した東芝の‘Cell TV’が体面を取り繕った。ソニ-が野心満々に出した21インチAMOLED
TVはサムスン電子の31インチAMOLED TVに押されて褪せた。LGディスプレイのクォン・ヨンス社長
は「日本のテレビ企業は方向を過っているようだ。今年の日本企業が力を出すのは難しいだろう」と評
価した。
「このような理由は持続した累積赤字でさらに経営自体が難しくて投資が疎かになったからだ。今の
生き残りに汲々としている状況だ。東芝・シャープに続きソニ-さえ中低価格LCD TV市場に興味を表
明した。ソニーは2008年会計年度の間にテレビ領域だけで1兆ウォンほどの赤字を見たと見なされて
いる。去年12月、全体人員の5%を削減することにした。設備投資も減らす。2010年会計年度までに
予定された金額の30%を縮小した。スロバキアに作る事にしたLCD TV工場も無期限延期された。今
年も追加構造調整説が絶えず出ている。しかし中低価格市場の攻略も手強い。LG電子、中国企業と
競争しなければならないが、円高で価格決定に困難を経験している。
◆PDP TV1位パナソニック、'お前さえ'=PDP TV市場1位のパナソニックも難しいのは同じだ。PDP
TV市場規模はそれほど大きくなっていない。パナソニックは去年、月平均100万台のPDP TVを売っ
た。損益悪化を避けられない状況だ。これによってLCD TV市場進出を考慮中だ。しかし、PDP TV市
場蚕食と直結して悩みが深くなっている。LG電子家庭電気製品事業本部長カン・シンエク社長は「円
高騰などで、今年が日本企業にとって峠になるだろう。PDPの場合も去年、私たちがモジュールまでタ
ーンアラウンドに成功したのに比べて日本は赤字が免れることができない点は経営に重大な問題が
あるということだ」と業界構造調整可能性を仄めかした。
一方、これまで日本企業が占めて来た展示空間を中国企業が占めて注目された。日本のサンヨーが
パナソニックに取得されて今回の行事参加をあきらめたせいと伝えられた。中国家電企業ハイアール
がその席を占めた。業界関係者は「日本企業の現状を見せてくれる象徴的な事件。韓国には技術、
中国には価格で遅れをとって日本企業の困難は加速化されるだろう」と評価した。
ソース:ディーデイリー(韓国語) [CES2009]日TV業界‘四面楚歌’…韓中に‘サンドイッチ’
URLリンク(www.ddaily.co.kr)