09/01/13 15:26:53 lcO3DDNS
>>150
新羅は古くは、それぞれ斯蘆国(しろ、シラ)、辰韓(しんかん)と呼ばれ、
辰韓の中の後の新羅になるのが斯蘆国だということだ。
いずれの国の発音も「shiro、shira、shin+kan」になっている。
語頭がshir(大地・土地)で、たまに語尾にra(低い所)が付いてる。
つまり、土地の低いところ、低地が特徴の場所だ。
それもちっぽけな低地じゃなく凄い低地、広大な低地で、その場所に行ってみたら
「ここは広大な、ものすごい、低地になってるなあ」
という印象を持つくらいの低地だ…つまり日本語で言ったら大きな盆地だ。
そして新羅とは朝鮮半島の内陸部で盆地にある。
一方でshir(土地・大地)は、日本にも残っている。
例えばブナの原生林で有名な白神(しらかみ)山地は
shir+un+kamuy = しらかみ
あと、例えば白鬚(しらひげ)神社は、shirが語頭に来る。
ここの祭神が猿田彦命(さるたひこ)だが
アイヌ語でsar=谷地だからな、なにかあるんだろう。
猿田彦のhomeは伊勢の五十鈴川だそうで、航空写真を見ると
この周辺はtomam(湿地)とsar(谷地)が入り組んだ地形に見える。