09/01/11 14:48:34 JpCI7nmy
「チャンポンは長崎発祥ではなく、韓国を経由して日本に伝わった。」と主張
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釜山のチャンポン。右が激辛、左が長崎に似た味=韓国・釜山
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韓国にも「チャンポン」 長崎から渡った?スープ真っ赤
長崎名物と言えば、チャンポン。ところが、海を隔てた韓国・釜山にもチャンポンがあ
ると聞いた。同じもの? それとも全く別? 現地で食べてみた。釜山駅の近くの中華街。
十数軒ある中華料理店のほぼすべてで、チャンポンが食べられるという。
(略)
社長兼料理長の衣建柱(ウィ・コン・チュ)さん(52)によると、材料をいためると
きに、レンゲ2杯分ほどの粉唐辛子を入れるという。客は二つの味から選べるが、韓国人
8割が辛い方を注文する。「韓国ではチャンポンは辛いものと思われている」
衣さんの父は中国・山東省から韓国に来て、ソウルの近くで中華料理店を営んでいた。
チャンポンは、衣さんが幼いころから作っていた。衣さんは「山東省から韓国に来た華僑
がその後、長崎に行ってチャンポンを広めたのでは」と話す。
だが、チャンポンは長崎発祥が定説だ。長崎市松が枝町の中華料理店「四海楼」の創業
者、陳平順さんが1900年ごろ、中国人留学生のために知恵を絞って考え出したとされ
ている。ひ孫で4代目社長の優継(まさ・つぐ)さん(43)は「チャンポンは福建料理
がルーツ。韓国にもチャンポンがあるのは知っているが、似て非なるものでしょう」。韓
国から来た旅行ガイドからも「長崎が発祥だと、みんな知ってますよ」と言われたことが
ある。「チャンポンという呼び方も長崎でできた。それが韓国に渡ったのでは」と推測する。
衣さんも「長崎が発祥の地」と耳にしたことがあるという。その上で「どっちが先かは
重要じゃない。同じような材料をコックの前に並べたら、その国の人の味覚に合わせた同
じような料理を作るでしょう」と話す。「でも、有名な長崎のチャンポンを一度食べてみ
たいね」