09/01/09 23:50:42
(ソウル=聨合ニュース)円高とウォン安の余波で日本人観光客が我が国に多数来ているが、彼らが
「節約ショッピング」のみを楽しんで商人たちの間に悲喜が行き違っている。日本人観光客を相手にす
る生活必需品店や中・低価格の食堂は史上最高の特需を享受する一方、高価な品を売る店は特に
もうからずに泣き面だ。
7日ソウル中区明洞と南大門市場一帯の商人によれば円高の影響で去年10月からこちらを訪れる
日本人観光客が史上類を見ないほど多くなっている。これによって食品業と宿泊業はおびただしい特
需に嬉しい悲鳴を上げている。ソウル・プラザホテルのフロントに勤めるある職員は「元々ホテル業は
12月と1月はオフシーズンに属するが、今は平日・週末を問わず、いつも90%以上の部屋がいっぱい
で、お客さんの60%以上が日本人だ」と言った。この地域で13年目の食堂を運営するシン某(58)さん
は「今年は日本人客が一番多い。今は日本人たちが最高の顧客」と伝えた。彼は「日本人がいなけれ
ば、明洞周辺の商業圏はみんな死ぬと思えば良い」と仄めかした。
明洞で化粧品店を運営するシン某(24.女)さんは「一日500人内外のお客さんのうち、3分の2ほどが
日本人で、彼らの年令は20代から50代まで多様だ」と言った。トッポギ(餅の煮込み)などを売る粉物
店と伝統茶屋、露点も「小銭」を使う日本人観光客のおかげをたっぷり得ているというのが商人たちの
言葉だ。
しかし、過去の円高現象が現われる度に特需を享受した高価な贅沢品販売店や韓流芸能人関連商
品を扱う高級店、江南等の地の皮膚科・整形外科医院は冴えない表情だ。売上げに大きな変化がな
いからだ。こんな雰囲気は明洞の他に日本人観光客の必須コースである南大門市場などでも感じら
れる。南大門市場で食品店を運営する李某(29.女)さんは「円高というが、売上げがあまり増えなかっ
た。主に売れる品物はキムチとコチュジャン、柚子茶、のりなど食料品で紅参(訳注:高麗人参の根を
蒸むして乾燥したもの)みたいな高価な品は買わない」と言った。
他の食品店主人の李某(34)さんも「日本人客は増えたが、金離れはもう一つのようだ」と伝えた。実際
に6日、李さんの食品店を訪れた日本人観光客二人は「ラーメンを箱単位で買ったらいくらか」と聞い
ただけで、比較的高価である他の品物には興味を見せなかったし、彼らは結局何も買わずに出て行
った。円高特需を期待した衣類店も中低価衣類ブランドを売る店以外はあまりもうからない、と商人ら
は言う。
こんな現象はグローバルな景気沈滞が日本にも大きな影響を及ぼし、日本人観光客が今すぐ必要で
はない品物を買うことに財布を開くことをためらうせいと見られる。自分の名前を「スジ」だと明らかに
した40代の日本人女性は「今回のソウル観光で高価品を買う計画は全くない」と言った。彼女は「日
本も経済事情が良くなくて節約しながら暮らしている。円の価値の上昇で安くなった生活必需品を買
いにソウルへ来ただけ」と言った。
ソース:(韓国語) <日本人観光客満ち潮、見掛け倒し>
URLリンク(media.daum.net)
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