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8日の香港株式市場で、中国本土の主要銀行3行の株価が下げ幅を拡大している。
米バンク・オブ・アメリカと香港の著名実業家である李嘉誠氏が7日、総額33億米ドル相当の本土系
銀行株式を売却したことを受けて、主要投資家によるさらなる株式売却の可能性が懸念されている。
中国銀行は6%急落。李嘉誠氏が運営する慈善団体「李嘉誠基金会」は7日遅く、保有する中国銀行
株式5億1100万米ドル相当を売却した。李氏は残りの30億株については長期保有する意向を示して
いるが、英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は、保有する中国銀行株式の一部を売却する
とみられている。
中国工商銀行は4.55%安。
米ゴールドマン・サックス、独アリアンツ、米アメリカン・エキスプレス(アメックス)などの投資家が、
今年の同行株のロックアップ期間終了後に株式保有比率を引き下げる可能性が懸念されている。
中国建設銀行は3%下落。バンカメは7日、中国建設銀行の株式28億3000万米ドル相当を売却した。
ソース:ロイター 2009年 01月 8日 13:02
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