09/01/07 05:15:01
日本に留学している学生のうち、最も多いのは中国人学生である。彼らの多くは物価の高い
日本でアルバイトをしながら学費を稼ぎ、大学に通っている。このブログは日本で教鞭を取る
中国人教授が、留学を考える中国人学生に対する考えを綴ったものである。以下はそのブログより。
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元旦を過ぎたばかりのある日、中国人学生から「日本へ留学するのだが、教授から見て私は何を専攻
するべきだと思うか?」という旨のメールが届いた。
どの大学にどのような学部があるか、レベルが高い大学はどこか等の質問であれば、私も紹介すること
は出来る。しかし、何を専攻するべきかという質問に答えるのは非常に難しいことであり、「日本で何を学
びたいのか?」と言うことしかできなかった。
このような質問を寄せるのは一人二人ではない。留学したいのであれば、何を何処で学び、将来的には
何をしたいのかをまずは自問自答するべきだと思う。
このような基本的なことすら自分で解決することが出来ないのであれば、留学などするべきではないと
勧めたい。多くの中国人学生が留学する中、学位を取得し、本当の意味で「学」を修めることが出来るの
はそのうち何人いることだろう?
日本で教鞭をとって十数年の間に感じた個人的見解だが、中国国内の大学のレベルは日本に比べて
低いわけでもなく、そればかりか日本の多くの大学のレベルは中国の大学以下である。例えば、日本の
大学では学生たちにレポートの提出を要求する習慣があるが、レポートに真剣に目を通し、修正を行って
くれる教授がどれだけいるだろうか?「隣の芝生は青い」と盲目的になる必要はないのである。
留学とは聞こえの良いものではあるが、留学目的を達成することが出来る人はそう多くはない。アルバイト
を探すのも簡単ではないうえ、汗水たらして働いたお金も学費に消えてしまう。ここまでしてわざわざ日本
に留学する必要もないのではないだろうか?
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(出典:随書得縁BLOG意訳編集)
写真はイメージ。日本に留学している中国人学生たち。長野県で行われた北京五輪の聖火リレーには中国
人留学生たちが大挙して押し寄せた。(編集担当:畠山栄)
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★1が立った時間:2009/01/06(火) 18:26:43