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【ソウル2日時事】韓国政府は、国外から治療目的の訪問者を受け入れる「医療観光」の誘致に力を入れている。
欧米、中国、中東、ロシアなど呼び込み先は多岐にわたり、観光客数が頭打ちとなる中、
新たな観光資源として期待が高い。美容整形手術、がん治療、韓方医学と幅広く、
円高を背景に日本人客も急増している。
韓国観光公社によると、2007年3月から政府レベルで医療観光推進に着手。08年には医療観光協会を設立し、
医師と観光業界が密接に協力しながら、世界各国で説明会を催すなど誘致活動を繰り広げている。
昨年医療目的で訪れた外国人は、07年の倍以上に増えた。日本からは主に美容整形手術と
韓方医学による治療が目的の客が多く、円高を背景に日本人受診者が07年の6倍になった
病院もある。ロシアからは健康診断のほか、がん治療を受ける患者も増えているという。
病院では外国語通訳サービスを提供し、患者に不便がないよう努めている。地方でも誘致を進めており、
済州島では3150億ウォン(約225億円)を投資し、複合医療機関やホテル、マンションなどが入居する
「ヘルスケアタウン」を建設中。外国人が治療で長期滞在できるようビザ優遇などの面でも準備を進めている。
1月2日14時50分配信 時事通信
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