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大検察庁中央捜査部(最高検に相当)は30日までに、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が
退任直後の今年2月に後援者の朴淵次(パク・ヨンチャ)泰光実業会長(63)=逮捕済み=
から借り入れたという15億ウォン(約1億1000万円)を含め、盧前大統領と朴会長の間での
資金の流れ全般に対する本格的な追跡作業に着手した。
検察は盧前大統領と朴会長の間で授受された15億ウォンに関しては、返済期限(1年)や
金利が明記された借用証書を国税庁から入手済みで、この資金がどのような経路で
盧前大統領側に渡ったかについて確認を進めている。
盧前大統領はまた、2006年11月に慶尚南道金海市にある私邸敷地の一部を朴会長の
側近の鄭承栄(チョン・スンヨン)チョンサン開発社長から直接購入していた。
検察は2人の資金取引で違法性がある行為が見つかれば、盧前大統領に対する取り調べは
避けられないとの立場だ。
検察はまた、朴会長の資金1億7000万ウォン(約1200万円)が盧前大統領の側近の崔喆国
(チェ・チョルグク)国会議員(民主党、慶尚南道金海乙選挙区)に渡っていた証拠をつかみ、
この資金が見返りを求めたものだったかどうかについて、朴会長を追及している。
崔議員は、2005年に昌原地裁で不動産賃貸保証金の供託を行うため、鄭承栄社長から
小切手で7000万ウォン(約500万円)を借り、それに利子を付けて返済しただけだと説明
している。
崔宰赫(チェ・ ジェヒョク)記者
ソース:朝鮮日報 2008/12/31 10:37:45
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