09/01/04 01:57:41 7Qplsw1P
今回の仮処分については
まず、前提として、モナミとDSLCDがSC第一銀行を相手に不当利得返還訴訟を提起しています。
今回問題になっている契約はゼロコストオプションで、ウォンがイケイケだった時に成立しています。ageで成立してます。
しかし予想の斜め上を常にいくアノ国です、連中にとって予想外のウォン大暴落です。
契約内容は前述のとおり、ゼロコストオプションなので、損失無制限です。
ウォンが下がれば下がるほど追加で損害が拡大し続けます。そりゃもう笑っちゃうくらい・・・・。
裁判の係属中も損害が発生し続けます。裁判は長いです。判決が出る頃には国外逃亡か放火か火病か殺人です。
せっかく裁判で勝てそうでも、たとえ勝ったとしても、その頃には会社が綺麗さっぱり無くなってます。
なので、原告側が裁判所にお願いしたのが
「もし、裁判で勝ててもその頃にはウリたち死んでるから、とりあえず裁判が決着するまで契約を一時停止してくだしあ」
という内容の申立てです。
裁判所としては
「被告が勝ったらケツの毛まで毟られるけどなww、しゃーねーから裁判の決着がつくまでは活かしておいてやろうか」
ということで、前提となる「不当利得返還訴訟」の判決が出るまで一時的にオプションの効力を止めています。
申立は相当な理由があれば決定されます。
でも、仮処分が出たから払わなくていい、とか契約が無効だ!徳政令だ!、ということはありません。
あくまでも仮の処分であって、不当利得返還訴訟の結論が出るまで権利関係を一時凍結する仮のものです。
不当利得返還訴訟の判決が出たら、再び動き出す契約の効力によって必要な範囲(判決次第)で支払義務が生じます。
それで、目先の利益ばかり追ってリスクを考えないアノ国の企業がどんだけ全滅しようが裁判所は知ったこっちゃないです。