09/01/04 01:56:07 7Qplsw1P
仮処分で分かりやすいのは「処分禁止の仮処分」
(´・ω・`)「ねー、それボクの土地だから不法占有しないで返してよー」
<丶`∀´>「ウェーハッハ、これはウリの土地ニダー!証拠もこんなにあるニダ」
(´・ω・`)「訴訟するよ?」
==訴訟係属==
争点整理、口頭弁論等・・・
<丶`∀´>「・・・・」
「このままではマズいニダ!嘘がばれて土地を取り返されてしまうニダ」
<丶`∀´>「!!」
<丶`∀´>「この土地を1000万円で買うニカ?」
(`ハ´ )「その値段なら買うアル」
<丶`∀´>「・・・(この1000万を持って逃げるニダ)」
==判決・(´・ω・`)勝訴==
(´・ω・`)「これで土地が帰って・・・」
(`ハ´ )「この土地は我のものアル、正式に買ったアル。裁判してたなんて知らなかったアル」
「1000万で買ったから、(´・ω・`)に同額でなら売ってやるアル」
(´・ω・`)「・・・裁判で勝ったんだよ?だめ?」
(`ハ´ )「それは<丶`∀´>との関係で、善意の第三者である我に関係ない判決アル」
*こうならないように、<丶`∀´>と訴訟をする前に問題の土地について、第三者に処分されないように裁判所に申立てるのが
「処分禁止の仮処分」です。これをすると登記簿に「処分禁止」と書かれます。その状態で(`ハ´ )に売り払われても
その売買は無かったことにできます。「登記に書かれてるのを見逃しました」なんて通用しません。
裁判で(´・ω・`)が勝てば(`ハ´ )から取り返せます。<丶`∀´>が勝てばあらためて (`ハ´ )のものになります。
*つまり、裁判でケリがつくまで、権利関係を動かさないようにお願いするのが仮の処分です。裁判の結果が出れば効力を失います。