08/12/28 16:28:28
2008年12月27日、韓国「聯合ニュース」によると、北朝鮮メディアは「我々の祖先は
今から500年前に、現在の飛行機の雛形である『飛行機器』を発明した」と
主張していることが分かった。中国新聞網が伝えた。
北朝鮮メディアが掲載した記事は「航空機の祖先―飛車」というタイトルのもの。
この中で「壬辰倭乱(じんしんわらん/日本では『文禄の役』1592年)の頃に我々の祖先が
空を飛ぶ夢を実現した。これが飛車である」と説明。
さらに李氏朝鮮後期の学者・申景浚(1712年~1781年)の「旅庵全書」の中の記述を引用。
慶尚道のある城が日本兵に包囲された際に、鄭兵九と名乗る人物が凧に似た飛行機器を製作、
これを用いて籠城する人々を救出したという。
また、このほかに同時期の学者・李圭景(1788年~?)の「五洲衍文長箋散稿」を紹介。
「飛車は4人乗りで、翼につけられた縄を使って方向を調整し、30里(約12km)を
飛行することができる」との記述部分を紹介した。この「飛車」は皮製の空気ポンプを
使って上昇し、上空では風力を利用して飛行するものと見られ、さらにさかのぼった
高麗王朝(918年~1392年)にも「大空を飛ぶ機械を作った男が、王より褒美を賜った」と
書かれた文献が存在するという。(翻訳・編集/本郷)
URLリンク(www.recordchina.co.jp)