08/12/25 12:39:42
「長期的な視点で産業インフラを構築すべき」
「韓国ドラマをいくつか見たが、似たり寄ったりで新鮮味がないので見なくなった。最近はテレビで
もあまり放送しなくなった」
韓流ブームが衰退の危機に瀕している。韓流で人気が上昇したスターらのギャラがドラマ1回当
たり5000万-1億ウォン(約35万-70万円)を超え、テレビ局やドラマ制作会社が赤字に苦しんでい
る。『冬のソナタ』や『宮廷女官チャングムの誓い』に続くヒット作がなく、韓流ブームが下火になりつ
つある。一時期、「『冬のソナタ』の付加価値は3兆ウォン(約2100億円)」「LG電子、『宮廷女官チャン
グムの誓い』の放送で台湾市場1位に」などの韓流待望論が相次いだが、今では韓流ブームは「バ
ブル」だったという批判まで出ている。
◆日本・中国で見向きされなくなった韓国ドラマ
韓流の中核はドラマだ。2003年にNHKが『冬のソナタ』を放送し、ブームが本格化した。韓国ドラマ
ブームは中国や東南アジアまで広がり、一時ソウルの徳寿宮前では、韓国のタレントが「間接広告」
を避けるため商標にテープを貼り、番組に出演していたのを真似する外国人観光客まで目撃された
ほどだった。
だが今では韓国ドラマを放送する海外のテレビ局が激減している。2005年2月に日本で韓国ドラマ
を編成したテレビ局は61社に達した。しかし今年2月の調査では31社と半数にも満たなかった。
東京・八王子に住む金沢さん(28)は「日本のバラエティー番組では以前、『ヨン様』の一日の行動を
毎日放送していたが、最近はそうした傾向が見られなくなった」と語った。
中国でも2005年第4四半期まで海外ドラマのうち韓国ドラマが占める割合が31%だったが、昨年に
は16.6%に激減した。韓国放送映像産業振興院(KBI)によると、今年上半期の韓国ドラマ番組の輸
出額は5300万ドル(約47億8000万円)と昨年同期に比べやや増加したが、輸出増加率は昨年に続
き、今年も4.3%減少している。2005年と06年に毎年60-70%増加していたのと比べると著しく低下し
ているといえる。
「料理」という独特のテーマで日本・中国で人気を博したMBCテレビのドラマ『宮廷女官チャングム
の誓い』。KBIのユン・ジェシク・チーム長は「制作費用の上昇でテレビ局がドラマ編成を減らすなど、
最近の状況からするとその見通しは暗い」と語った。
>>2に続く
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