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【韓国】倒産危機「双竜自」、経済界が緊張
12月25日8時33分配信 NNA
双竜自動車の筆頭株主である中国の上海汽車が、人員削減などを含めた事業再編案を双竜自の労働組合が
受け入れなかった場合、韓国から撤退する可能性があることが明らかになった。
上海汽車が双竜自から手を引き双竜自が倒産すれば、約7,000人の労働者の失業や協力企業の連鎖倒産が
予想され、韓国経済界に緊張が走っている。
双竜自の崔馨鋒社長は23日、「労組が事業再編案を拒否して撤収が決まれば、その時期は来年1月初めか
中旬になる」と明らかにした。来月11日には流動性が底をつくとし、上海汽車の支援がなければ、遅くとも
来月中旬には不渡りを出すことになるとしている。
現在、双竜自はすべての銀行から融資を断られており、12月分の社員の給料(約300億ウォン)を支払えない
状況だ。
双竜自は上海汽車にも出資を求めたが、上海汽車側は拒否したとみられる。17日からは平澤(京畿道)の昌原
(慶尚南道)などすべての工場の生産をストップしている。
■強硬な労組に疑問視
上海汽車が撤収の意思を明らかにした背景には、双竜自の労組が今後も経営方針に反発した場合、正常な生産
活動が行えないと判断したことがある。
全国金属労働組合(金属労組)の双竜自支部は、会社側が9月ごろに大規模な減産や配置転換などの構造調整
に乗り出すことを決めたことに反発し、今月16日には駐韓中国大使館前で中国経営陣の退陣を求めるデモを行い、
22日には緊急の代議員大会を開き、中央労働委員会に争議の調整を申請したほか、今後、全面ストライキなどの
手段を取っていくことを宣言している。
過去にも2006年に長期ストで1カ月間、工場の稼働をストップさせ、大きな損害を出している。
一方、双竜自の先月の販売台数(国内・海外)は計3,835台と前年同期比62.6%減と激減。今年の営業赤字は
1,000億ウォンを超えている。
双竜自は1997年に大宇自動車によって買収されたが、大宇グループの経営破綻により、債権団の管理下に
置かれた後、05年、上海汽車が双竜自株の49%を 5,900億ウォンで取得して、傘下に収めた。
現在の上海汽車の所有株式は51%。
だが、双竜自の現在の株価は約1,000ウォンで、買収当時の10分の 1に暴落しており、株価だけで5,000億
ウォンの損害が出ていることも上海汽車の撤収を後押ししている。
上海汽車の幹部は双竜自の経営状況を確認するため、24日、韓国を訪問。双竜自と上海汽車との交渉の行方が
注目される。韓国経済新聞など各紙が伝えた。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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