08/12/24 08:21:46
韓国の双竜自動車を2005年に買収した中国の上海汽車は、双竜自労組が会社側のリストラ案
を受け入れない場合、来年1月にも韓国から撤退することもあり得るとの立場を示していることが
23日までに分かった。これに対し、双竜自労組は上海汽車が買収時に約束した投資を実行せず、
重要技術を持ち出してばかりいるとして、上海汽車側との対立姿勢を強めている。
国会知識経済委員長を務める鄭長善(チョン・ジャンソン)議員(民主党)は23日、双竜自の崔馨
鐸(チェ・ヒョンタク)社長ら同社役員と会った際、崔社長から聞いた話だと説明している。上海汽車
側は「労組がリストラ案を拒否すれば、撤退時期は来年1月初めか中旬になる」との見通しを示し
ているという。鄭議員によると、上海汽車の幹部が24日に訪韓し、最近稼働を中断した双竜自の工
場を視察する予定だという。
双竜自の工場がある京畿道平沢市が地元の鄭議員は「上海汽車の撤退問題は国家経済にとっ
て非常に衝撃的で深刻な問題だ。政府とともにあらゆる救済策を模索していく」と述べた。
双竜自は世界的な自動車産業の危機に直面し、運転資金の枯渇で今月の賃金を支払えないな
ど深刻な経営難に直面している。
URLリンク(www.chosunonline.com)