08/12/17 22:00:53
乱!2008年台湾を代表する文字に
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2008年の台湾を代表する「字」はいったいなんだろうか?答えは「亂(乱)」だった!
「台湾2008代表字大選活動」が昨日発表され、18日間に61,624件の電話投票の結果、
7,936票を得た「乱」がトップとなり、最も民意に基づいた台湾を代表する字となった。
第2位は「騙」が5,793票、第3位は「惨」が4,404票となった。
10位の「愛」を除き、上位9文字は全てマイナスイメージの字が並んだ。
台湾で初めて行われた一年の漢字を選ぶ催しは台北中山堂光復ホールで、
著名な書家の杜忠誥を招いて行われた。
これらの活動は聯合報、遠東集団徐元智先生紀念基金会、台北市政府文化局が共同して
行われたもの。台北市文化局の謝副局長は発表されると「重たい気分だ」と述べ、
マイナスイメージの割合が多かったことに対する心境を語り、来年はいいイメージの文字が
選ばれることを期待した。
SOGOの黄董事長も、米国のメリアム・ウェブスター辞書で最も検索された「bailout」(*1)など
「乱」は今年の世界の趨勢であると述べた。また、日本で選ばれた「変」や台湾の「乱」には、
互いに作用して結果を生む意味があると語り、「乱」にはチャンスや希望が隠れていると
希望を述べた。「乱は過程であって、結果ではない!」と語り、乱れた中にも秩序があり、
やがて混乱は静まって正常に戻ることを希望した。
(12/17 09:19)
★ ソースは、聯合報 [台湾] とかからかなりはしょり気味に訳。
URLリンク(www.udn.com) (中国語・繁体字)
★ 訳註。
(*1) 「救済」「安定化」などの意味。米国での金融安定化法案などで使われたため検索上位に。
★ 画像。
URLリンク(www.udn.com)
URLリンク(www.udn.com)
★ 関連ニュース。
・2位から10位までの詳細については>>2-3。
・聯合報の論評記事は>>3。