09/01/06 11:56:41 +GtGwzc9
>>373
済州島では集落のことを kotan(こたん)と言うそうだが
アイヌ語で kotan とは集落のことだ。
この kotan は kot-an という二つの言葉から出来ている。
即ち kot(窪地、くぼんだ状態) と an(あり) に分けられる。
「kotan」とは「窪地、あり」という意味で、
窪地が目立つほどにある状態で「ここには窪地があるな」と感じる状況だ。
つまり窪地が多数に、あちこちに、ある状態を集落と言うそうだ。
んで、なぜ「窪地があちこちにある」と集落の意味になるか?というと
その理由は、竪穴式住居のことを言ってるからだそうだ。
縄文時代の住居は、地面を掘り下げて作ったと小学校で教わっただろ。
それのことをアイヌが kotan と言ったんだな。
竪穴式住居は縄文時代だけでなく、平安時代まで残っていたと思ったな。
アイヌ語のshir-ra(土地の低地)は、しんら(新羅)の語源だ。
新羅の発音は多くは「しらぎ/しんら/シルラ」になる。
シルラなんてアイヌ語そのままなんだがな。
まあ、どう発音するか悩ましくもある。
shir-ra > shinーra
は発音してみるとほぼ同じだぞ、rがダブってるからだ。