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2008年12月15日、「環球時報」によると、13日付の英経済誌「エコノミスト(The Economist)」は「中国
とインド、突然脆弱になって…(China and India Suddenly vulnerabl)」という特集記事を掲載した。
同誌は、「世界的な金融危機の影響を受けて、世界で最も人口の多い国である中国とインドは突然
の激変に見舞われた。世界で最も経済成長を遂げている中国とインドは、つい最近まで金融危機の
影響を受けるとは考えられていなかった。だが世界経済の低迷はこの両国に大規模失業を引き起こ
す」と予想。
「確かに中国とインドは世界経済のなかで最も活気がある国だが、両国ともに政治的にも経済的にも
困難な局面にある。インドは金融危機のほかにも11月に発生したムンバイ同時テロという打撃を受け
た。このため来年のインドの経済成長率は5.5%どまりとみられている。中国の経済成長率が同様
の数字に落ち込めば、悲惨な状況になるだろう。人々が恐れているのは、中国政府が人民元の切り
下げで国内の輸出産業を助けようとすることだ」と述べている。
同誌は最後に「インドは中国より優位な点が2つある」と指摘。それは「インドには経済問題に関して豊
富な経験があることと、民主的な政治体系が意見の対立を解決できること」だという。
この記事に対し、中国のネットユーザーらは「英国人は今でも元植民地の味方をするようだ」「先ず英
国経済を立て直してから、他国を論じてくれ」などと強く反発している。(翻訳・編集/本郷)
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