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それはそうと、戦時中の史料を調べてて知った話をひとつ。大戦後期に日本に設置された役所に軍需省てのが
あるんだけど、そこのえらいさんがえらいことをしよった。とある良家の子女が勤労動員で入省してたんだが、
その清楚な美人ぷりに惹かれたのか、ある日空襲警報が鳴って皆が避難する時、
「ついでにイモの買い出しに行こうよセニョリータ」
と誘った。そして買い出しが終わると、付近の旅館に連れ込んで、そのまま一泊。
しかしこれはやヴァイ、と思った彼女が一晩中起きてたんで、その晩は戦果なしに終わった。
ところがしばらくして、機会を窺ってたその男はまたもや「今度は熱海に行こう」と言って、手回し良く熱海行の
乗車券まで手配してた。彼女は上司の言うことでもあり、嫌々ながら同行。爆撃を受けない熱海でガードが緩んだ
ものか、第一夜はなんとか抵抗して事なきを得たものの、第二夜でついにモノにされてしまった。
で、その後は一度抱かれてしまったせいか白昼堂々、職場である軍需省の中でところかまわずｷﾞｼｱﾝする
関係になり、他の職員に見られても平然たるものだったとか。
実にけしからん事件ですよまったく。俺と代われよおっさん。