08/12/14 09:57:30
「素晴らしい戦闘機である韓国のT50型機を買いたい」
韓国を訪れたポーランドのレフ・カチンスキ大統領(59)=写真=が6日、韓国メディアとの
インタビューに応じ、韓国・ポーランド両国間の経済、政治、文化分野での協力増進を強調
した。カチンスキ大統領は、再生エネルギー分野における協力が韓国訪問の目的の一つ
だと述べ、特に「原子力エネルギー分野での協力」を強調した。ポーランドは現在推進して
いる原子力発電所の建設分野で韓国企業との協力を進めている。
1989年の共産党政権崩壊後、ポーランドは急速な経済成長を遂げた。カチンスキ大統領
は「韓国の偉大な成功を尊敬する。韓国の都市で高層ビルを目にすると、農業経済から
先端技術社会へと変身した韓国の姿を見ることができる」と語った。
カチンスキ大統領は、韓国とポーランドの経済協力強化を高く評価し、「韓国はアジア諸国
の中で対ポーランド投資が最も多い国だ。韓国・ポーランド間の交易額もまた、米国、日本、
中国など他国との取引額に比べると多い」と語った。
またカチンスキ大統領は、「ポーランドは中立国監督委員会のメンバー国として、北朝鮮の
核兵器開発に対し懸念している。5日の李明博(イ・ミョンバク)大統領との首脳会談でも、
核不拡散問題を議論した」と語った。このほか、韓国に対する輸出増大も訪韓目的の一つ
だと明かした上で、「韓国に向けたポーランド産家畜類の輸出を妨げる規制を緩和してほし
い、と要請した」と語った。
さらにカチンスキ大統領は、米国のジョゼフ・バイデン次期副大統領が最近、米国・ポーラ
ンド間で合意したポーランド国内への米軍のミサイル防衛(MD)基地の設置に対し再検討
する意向を表明したことについて、「契約は既に結ばれている状態にある。バイデン次期副
大統領の発言はとんでもない」と強く反発した。
カチンスキ大統領は5日に来韓し、李大統領や韓昇洙(ハン・スンス)首相と会談、板門店を
訪問した後、6日に出国した。
チェ・ヒョンムク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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