08/12/13 14:58:40
【ソウル11日聯合】
韓国経済の「雇用なき成長」が深刻化している。就業者にも正規労働者より
非正規労働者が増え、雇用構造が悪化していることが分かった。
韓国銀行が11日に発表した国内雇用構造と労働関連効果に関する資料に
よると、韓国産業全体の就業誘発係数は1995年の24.4から、2000年は
18.1、2005年は14.7と急激に下落している。就業誘発係数は10億ウォ
ン(約6900万円)を投資する場合に創出される雇用数で、係数が下落すると
経済成長率が高くとも雇用が創出されない。
産業別にみると、製造業の2005年の就業誘発係数は10.1で、2000年の
13.2に比べ3.1ポイント下落した。1995年(19.3)と比べるとほぼ半分の水
準だ。サービス業も1995年の29.5から2000年は21.5、2005年は18.4
と下降線をたどっている。電力・ガス・水道は2000年には5.3だったのが2005
年は3.6と、下落幅が最も大きかった。
<中略>
一方、就業者数は1995~2000年に52万人減少したが、2000~2005年
は92万5000人増と増加に転じた。ただ、正規労働者に当たる常用労働者より
非正社労働者に当たる臨時・日雇い労働者が増えている。企業が雇用の柔軟性
強化に向け、臨時・日雇い労働者をより多く採用しているためとみられる。 部門別
では、自営業主・無給家族従事者が70万7000人減少した。これは農漁村の人
口の都市部流出が続き、零細な卸小売店舗が減少したため。これに対し、賃金
労働者は163万3000人増加。このうち臨時・日雇労働者(97万7000人増)の
増加幅は、常用労働者(65万6000人増)を大幅に上回った。
2000~2005年の就業者数増加幅を産業別にみると、サービス業が89万900
0人増と最も多く、次いで建設業(32万8000人増)、製造業(12万1000人増)
の順だった。農林漁業は41万5000人減少した。
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)
関連記事
【韓国】外国人の代わりに韓国人を雇用する中小企業に最高5000万ウォンの支援金 [12/08]
スレリンク(news4plus板)l50