08/12/11 23:24:59
10日付中国新聞社電によると、性の問題の研究者15人が、「2008年中国十大“性事”事件」を選出した。
香港の俳優・歌手のエディソン・チャン(陳冠希)のパソコンから、人気女優らとの性行為の画像が
流出した事件などが選ばれた。
「性事」事件の選出を行なったのは、北京林業大学人文学院「性と性別」研究所の方剛所長、
西北師範大学の徐兆寿准教授、中国性学会フォーラム発起人の李扁氏など。
選ばれた十大事件は
◆エディソン・チャンの「わいせつ写真」流出
◆映画『ラスト、コーション』への賛否と一部カット
◆浙江大学の「貞操課」開講
◆海南省三亜でのヌーディスト問題での議論
◆中国初のセクシャル・ハラスメント事件判決
◆河南省南陽市で、パソコンに個人的にわいせつ写真を保存していたとして、市民が罰金処分になった問題
◆結婚で挫折を感じた女性の連続自殺
◆中国法政大学で、女子学生が教授を刺殺した事件
◆深セン市の幹部による幼女性虐待事件
◆ 北京市の婦女権益保障法―。
「わいせつ写真事件」では、芸能人のプライバシーがインターネットを通じて侵害された点を重視。
特に女性の性に対して非寛容な道徳概念と、個人の性の自由選択権が衝突したと批評した。
浙江大学の「貞操課」開講について、十大事件選出に参加した研究者は、「禁欲」を性教育の理念とすることに
反対。安全教育を含め、多元的な性の情報を与え、将来的な主導権は若者自身のものであるべきと主張した。
徐兆寿准教授によると、今後は毎年十大事件を選出する。選出を通じて、中国社会での性の価値観の変化を
促進し、性の権利と性差別をなくし、社会の民主と寛容さを高めたいという。(編集担当:如月隼人)
ソース:サーチナ 2008/12/10(水) 22:48 専門家が2008年中国10大「性事」事件を選出
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