08/12/09 14:44:33 tmFFs4Tx
213 :専守防衛さん :03/11/09 20:53
人間は本来、気高く偉大なものなのです。火災の際の消防士の動きを見てご覧なさ
い。逃げ遅れている人があると知れば、彼らは自らの危険を忘れて猛火の中に飛び込
んでいくではありませんか。
母は我が子のために、父は家族のために命を投げ出して戦います。それが人間の本当
の姿なのです。
その愛の対象を、家族から友人へ、友人から国家へと拡大していった人を我々は英雄
と呼ぶのです。
あのジェット機は、西武文理高等学校の上を飛んで河川敷に飛び込んでいったと、
○藤校長はパイロットの犠牲的精神に感動しつつ語っておられました。
しかし、新聞は、この将校たちの崇高な精神に対して、一言半句のほめ言葉をも発
しておりません。彼らは、ただもう自衛隊が、「また、事故を起こした」と騒ぎ立て
るばかりなのです。
防衛庁長官の言動も我慢がなりません。彼は、事故を陳謝することのみに終始してい
ました。その言葉には、死者に対するいたわりの心が少しもありません。
防衛庁の責任者が陳謝することは、それはもう当然です。国民に対してばかりか、
大切な隊員の命を失ったのですから。
しかし、陳謝の折りに、大臣はせめて一言、『以上の通り大変申し訳ないが、隊員
が、国民の生命、財産を守るため、自らの命を犠牲にしたことは分かってやって頂き
たい。
自衛隊に反発を抱かれる方もあるかも知れないが、私に取り彼らは可愛い部下なの
で、このこと付け加えさせてもらいたい。」くらいのことが言えなかったのでしょう
か。
隊員は命を捨てて国民を守っているのに、自らの政治生命ばかり大切にする最近の政
治家の精神的貧しさが、ここには集中的に表れています。まことに残念なことである
と思います。
このような政治家、マスメディアが、人間の矮小化をさらに加速し、英雄なき国家、
エゴイストのひしめく国家を作り出しているのです。
214 :専守防衛さん :03/11/09 20:53
人は、他人のために尽くすときに最大の生き甲斐を感ずる生き物です。他人のため
に生きることは、各人にとり、自己実現にほかならないのです。
国家や社会に取り、有用な人物になるために皆さんは学んでいます。そのような人
材を育てたいと思うからこそ、私も全力を尽くしているのです。
受験勉強で精神的に参ることもあるでしょうが、これは自分のためにではなく、公
のためである、そう思ったとき、また新しいエネルギーが湧いてくるのではないので
しょうか。受験勉強に燃える三年生に、連帯の握手を!