08/12/04 15:56:30
ソウル市江南区が、飲食店で残り物を使い回す慣行を根絶するため、「おかず注文制度」を
進めている。キムチやナムルなどのおかずに種類別に値段をつけ、「食べたいおかずを
食べられるだけ」注文するようにするものだ。
江南区は3日、「客が残したおかずを使い回す行為をやめさせるため、これまで推進してきた
“おかず減らし”運動に続き、“おかず注文制度”を新たに導入し、協力した飲食店には
設備の改善に対する支援などのインセンティブを与える」と発表した。同区は「おかず注文
制度」を実施する飲食店を「模範飲食店」に指定できるようにするとともに、PRだけでなく、
おかずを保管する容器の提供など、さまざまな特典を付与することにしている。
また、残り物を使い回す飲食店を摘発するため、消費者食品衛生監視員(70人)などで
構成される点検グループの活動を週1回から5回に増やすこととした。
同区はまた、先月から「汚れたふきんで適当にふいたテーブルの上に、はしやスプーンを
そのまま置くのは衛生上問題がある」として、使い捨ての紙ナプキン50万枚を製作し、
年末までに模範飲食店100カ所に配布する予定だ。さらに同区は、外国人の利用が多い
模範飲食店100カ所に、英語・日本語・中国語で材料や味について説明した「外国語
メニュー」を作成し、年末までに配布することとした。
クァク・スグン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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