08/12/21 15:24:08 9QpF5HbD
>>890
>音読みも、最低三種類だかあるってな。呉音、漢音、唐音だっけ?
呉・漢・唐の3音を有する字は限られてる。特に唐音は少ない。
「行」が、呉ギョウ、漢コウ、唐アン(行灯、行宮、行脚)、など。
呉・漢音を持つ字はけっこう多い。名、命、加など。
ただ、基本的には音は1つしか無いものが多い。
>>895
>当時、朝鮮での漢字の読みが、シナでの読みと変わってきた。
>だからシナの正しい読みを学ばせるために作った発音記号がハングル。
そのわりには、現行ハングルは中国語を表すには字が不足しているが。。。
「ツ」を表す字ぐらい、たとえ朝鮮語に無い音でも造っておけばよかったのにね。
結局、世祖は知らず、朝鮮人には中国語の音を正確に表す考えはあまり無かったってことかな?
>>888
漢字を「表向き」全廃しちゃって、
就学児童に教えるか否かは学校に一任(つまり、学校・教員によって、児童が漢字を学ぶかが左右される!)
という状況になっちゃってる以上(北朝鮮では、南よりむしろ漢字教育は充実してるとか)、
もはや日本人や中国人と同レベルでの漢字造語は不可能だろう。
ただ、漢語はそう簡単に根絶できるとは思わない。
ハングルで表記して、もはや漢語であるかも認識・区別されなくなっちゃってても、結局は漢語を使ってるのだから。
南北朝鮮でも、日本と全く同じように、適宜、固有語・漢語・外来語を混用して、新語は造られると思うよ。
たとえば、「セマウル運動」というのは固有語+漢語による新造語。
「国際オリンピック・ハンナラ委員」なんてのを造ったら、
漢語+英語+固有語+漢語で新しい造語をやったことになる。
こんな感じで、ゴタ混ぜになっていくんじゃないかな?
日本でいう「ものつくり大学」みたいな感じでさ。
漢字を使っとらん以上、固有語と漢語を区別する感覚も薄れてゆくだろうしね。
それにまあ日本語でも「とうとう(滔々)」「きれい(綺麗)」なんて語は、
もはや漢語って感じがしないぐらい、日本語に定着しちゃってる。
朝鮮語では「白菜」なんてのがそうじゃなかろうか(本来、pekcheと読まれるべきだが、実際はpecheと発音される)。
漢語だって、使いまくっていくうちに、固有語・和語と区別されないようになっていくじゃん。
漢字で書かれているのを見て初めて「あ、これ漢語だったんだ」みたいなさ。