08/12/21 03:32:17 cKQAWLad
朝鮮語の使用人口は世界15位くらいらしいので、世界的に見れば有力な言語の1つになる。
だが、文字に関して言えば、ラテン文字が圧倒的に有力で、
次いで、漢字・キリル文字・アラビア文字・インドの文字、といったとこだろう。
これらの文字は1言語の枠を超えて使われている(漢字は、繁体・簡体・日本式略字を区別しないでおく)。
日本語と朝鮮語は「その言語の使用人口が多いから使用者も多い」のであって、
カナ・ハングルは結局その言語でしか利用されない。
カナはアイヌ語表記にも使われることもあるし、琉球語を独立の言語と見なせば「輸出された」とも言える。
しかし、母集団で見れば「その言語でしか使われない」と言ってもいい程度。
ハングルは、ラテン・キリルだったら複数の文字で書く音を、
音節単位で一括して表記している文字と言える。
カナも、音節表記に関しては非常に分かりやすい。
見逃せない利点としては、その言語の詩歌を表現しやすいことじゃないかな?
日本語がローマ字化したら、短歌・俳句は致命的な打撃をこうむって滅びるかも知れんw
ハングルは漢詩だって音節をそのまま狂わせずに表現できるわけじゃん?
そういう利点をよく認識すれば、古典の朝鮮語詩(時調など)を作りやすいと思うんだけどね。
自分の言語の文字を他言語に輸出することなんかより、
言語芸術(文学)で使うことを考えたほうがずっといいと思うね。