08/12/01 18:11:04
米国大統領に当選したオバマ氏は、地元シカゴで韓国系米国人、金ファジャさん(53)が経営する洗濯屋を愛用している。
開票日の11月4日午後にも、選挙スタッフが「大急ぎで」とワイシャツを持ってきた。同日夜、オバマ氏が勝利演説をするテレビ映像をみて、
金さんはビックリ。「私が急いで洗ったシャツを着てたの。もう胸がいっぱいになったわ」。この話が報じられてからというもの、
オバマニアと呼ばれるオバマ氏の熱烈な支持者が訪れるようになり、商売繁盛しているという。
米大統領選で韓国メディアは、韓国系米国人の反応を焦点に報じてきた。オバマ陣営には、カン・ユジン随行員(24)をはじめ
若い韓国系スタッフが数十人加わっており、その活躍ぶりが連日伝えられた。韓国人記者は「オバマびいきの報道はしていない」
と断固主張するが、韓国人と接点の少ないマケイン氏に比べてオバマ氏のニュース量は圧倒的に多かったと思う。
オバマ氏は2月の上院外交委員会で「米国にいる200万人以上の韓国系の存在が米韓の土台だ」と発言したり、
アジア系移民への医療保険適用の公約を韓国語で自身のネットに掲載したりと、韓国系コミュニティーに積極的にアピールしてきた。
韓国系スタッフが細かな助言をしているのだろう。
在米韓国系コミュニティーが政治活動を本格化させたのは、92年のロス暴動事件がきっかけという。
黒人に暴行を加えた白人警察官への無罪評決に対する黒人の怒りが、「黒人を冷遇している」と韓国系商店などへの襲撃事件にまで発展。
しかし被害に遭った韓国系は補償ももらえずに泣き寝入りした。この痛みを教訓に、韓国系米国人の権利拡大を目指す「韓人有権者センター」が96年、
ニューヨークに発足。大統領選でオバマ氏を支持する韓国系が活躍した本拠地はこのセンターだ。
「大統領選を通じて韓国系の若者が米国社会の一員として活躍し、認められた。人種偏見に押しつぶされた十数年前とは違う」。
センターの金ドンチャン事務総長(42)は誇らしげに語る。
米国の世論調査によると、韓国系有権者の7割がオバマ氏を支持した。韓国で行った調査でも韓国国民の63%がオバマ氏の当選が望ましいと答えた。
韓国系の見方に本国が同調している感じだ。韓国系有権者がオバマ氏当選にどれほど影響したかは分からないが、本国のオバマニア増産に影響を与えたのは確かなようだ。
(ソウル支局)
ソース:毎日新聞東京夕刊
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