08/11/30 20:04:56
最近、車を買うため自動車の販売代理店を訪れたキム某さん（38）は、自分の名前で車を買うことができない、
という事実を知りました。自動車のディーラーが信用格付けを照会してみたところ、7等級という結果が出たからです。
このところ、信用格付けが7等級の顧客に自動車ローンを組んでくれる信用保証会社を見つけるのは大変です。
結局キムさんは信用格付けが高い兄の名前を借りて車を購入するほかありませんでした。
金融危機のせいで、信用格付けが1・2等級でない顧客には最初から背を向ける信用保証会社が増えており、
自動車業界が非常事態に陥っています。
韓国信用情報によると、個人の信用格付け分布図で1・2等級の人の比重はおよそ16％にすぎません。
つまり、80％以上の人が信用保証会社の融資またはリースを利用できない、ということになります。
専門職従事者で住宅ローンがなく、1億ウォン（約640万円）以上の預金を持っている人であれば、
信用格付けは3等級程度になりますが、こういう人でも信用保証会社は融資をためらう、
というのが自動車業界関係者の説明です。
自動車業界は厳しい状況になっています。
特に、車全体の70‐80％が割賦金融やオート・リース・プログラムを通じて販売されている輸入車業界では打撃が深刻です。
先月の輸入車販売台数は4273台で、昨年同期に比べ14.3％も減り、ここ2カ月連続で下落傾向を示しています。
過去数年間、じわじわと韓国国内での市場占有率を高めてきたのに比べ、対照的な現象です。
特に、韓国で最も多く車が売れている輸入車メーカーのホンダは、先月の販売台数が693台にすぎませんでした。
前月（1299台）に比べ、ほぼ半分にまで落ち込んでいます。一部の大手企業を除き、大部分の信用保証会社は資金難により
新規営業をほとんど中断しており、このことが大きな影響を与えました。
輸入車業界の関係者は、「輸入車を買いたいという顧客のうち、相当数がリースの承認を受けられず、購入をあきらめている。
11月の輸入車販売台数は、3年前（2005年）の3000台水準を超えられないだろう」と語りました。
ただでさえ金融危機による消費の減少で困難に直面している自動車業界が、「割賦金融のまひ」という新たな暴風にさらされています。
ソース：朝鮮日報
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