08/11/29 07:55:57
中国でも就職氷河期 大卒の3割170万人が就職なし
【北京=野口東秀】中国で大学生の就職難が深刻化しており、国際金融危機の影響も重なり、
“就職氷河期”となっている。今年の大卒は約560万人だが、全体の約3割にあたる約170万人
(前年比約1割増)が就職先を確保できなかった。一方で、企業の求人先細りを受け、公務員人気が
上昇、競争率は数十倍に達している。
2010年末までに中国政府は大規模な景気刺激策を実施する予定だが、来年、就職難はさらに
厳しくなり、約611万人の卒業予定者のうち、就職できない者は3分の1に達するのではないか、
との見方が広がっている。
中国の大学生の数は、先進国に追いつけという政府の教育重視政策の下で1998年以来の
10年間で約10倍に増え、今では「大学を出れば安泰という時代は終わった」(理工系大卒者)と
いわれる。首都北京でも就職先が見つからず、店員や家政婦のアルバイトをする大卒も少なくない。
国際的な金融危機により輸出企業などで失業者が増大した広東省東莞(とうかん)市では、
このほど就職説明会が開かれたが、参加企業は昨年に比べ4割減少するなど、企業側の
採用意欲が減退している。
中国経済の先行きに不透明感が広がるなか、来年採用の国家公務員試験には過去最高の
約77万5000人(前年比約13万人増)が応募、平均競争率は57倍と、70年代末に改革開放が
始まって以来最も厳しい状況、と国営新華社通信は指摘している。
ソース:yahooニュース/産経新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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