【国内】永住権ない外国人初、英韓の2人が司法修習スタート[11/27]at NEWS4PLUS
【国内】永住権ない外国人初、英韓の2人が司法修習スタート[11/27] - 暇つぶし2ch1:依頼864@芝蘭φ ★
08/11/28 00:10:02
永住権ない外国人初、司法修習スタート 英韓の2人

永住権のない外国人が初めて、法曹資格を得るための司法修習にのぞむ。20歳前後で来日し、日本の
法科大学院(ロースクール)に通い、司法試験に一発合格した。それぞれ日本に対する思いを胸に、27日
に初日を迎え、これから1年間、修習生として過ごす。

午前9時、背広姿のタム・ピーターさん(30)は少し緊張した表情で、東京・霞が関の東京地検に入った。
香港生まれ。10歳のころに英国へ移住し、英国籍を取得してロンドン大学経済政治学院へと進んだ。

来日は、軽い気持ちからだった。金融機関に就職する大学の同級生を見て、「お金がもうかればいいのだ
ろうか」と違和感を覚えた。自分は違う道を歩もうと、日本政府の語学指導助手招致プログラムに応募した。
21歳だった。

派遣先は、鳥取県立米子東高校。すべてが新鮮だった。仲間意識の強さ、人に対する礼儀正しさなど、
日本社会の美徳に共感し、人に教えることの楽しさも覚えた。

3年勤めた後、日本語を完全なものにしようと上京し、翻訳会社に勤めた。ちょうど、日本に法科大学院が
できるころだった。
「ペーパーテスト中心の旧司法試験では無理だが、新試験ならば何とかなるかもしれない」と考え、実務
を重視する法科大学院の受験を決めた。

仕事を終えてから深夜まで勉強。小論文の入試に備えて、知り合いの中学教師や、会社の上司に文章を
見てもらった。念願かない、05年春、慶応義塾大法科大学院に入学。蓄えはいくらかあったが、留年する
余裕はない。自分にプレッシャーをかけ続け、今年9月、司法試験に一発で合格した。

将来は弁護士として、若者や外国人を助ける仕事をしたい。ただ、海外との交渉などを手がける渉外事務所
の方が合う、という思いもある。「ここまで来られたのは、保証人になってくれた米子の先生や、受験を手伝っ
てくれた友人がいたから。そういう人のためにも、日本社会に貢献したい」

同じころ、朴漢暎(バク・ハンヨン)さん(25)は東京地裁に入った。韓国出身で、親の仕事の関係で、小学生
のころなどに計4年、日本で過ごした。「食べ物も、生活も大好き」な日本への親しみもあり、東京大学を特別
選考枠で受験して合格、経済学部を卒業した。

ビジネス専門の弁護士になろうと思い、早稲田大の法科大学院へ進んだが、実務教科で裁判官、検察官の
教官と触れ、考えが変わった。「片方の立場でなく、第三者の立場から問題を解決する仕事をしたい」。
今は、日本国籍を取得して裁判官になるのが希望だ。

司法修習生になるため、国籍の条件があることは、司法試験に合格してから初めて知った。
「小さいころからいろんな国の人とふれあったせいか、韓国籍にそれほどこだわりはない。それより、日本で
自分の仕事を続けたい」(中井大助)

ソース:朝日新聞 2008年11月27日15時0分
URLリンク(www.asahi.com)
URLリンク(www.asahi.com)

▼永住権のない外国人として初の司法修習生になり、初日の修習に向かうタム・ピーターさん(左)と
朴漢暎さん=27日午前、東京・霞が関、筋野健太撮影
URLリンク(www.asahi.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch