08/11/26 10:43:07
「起亜自動車、財務諸表の危険が再燃」-モルガン・スタンレー
モルガン・スタンレーは26日、起亜自動車に関連し、「財務諸表(が悪化する)リスクが再燃した」
とは内容の報告書を発表した。投資意見は、市場の収益率(Equal - weight)を提案しており、
目標株価は1万600ウォンを提示した。
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JPモガン、今度は起亜自動車の目標株価を下方修正
投資意見を「比重縮小」…「キャッシュフローの改善の兆候はない」
JPモガンは26日、起亜(キア)自動車については、「キャッシュフローが改善される兆しがない」
とし、投資意見を「比重縮小」を維持した。目標株価は既存の1万1000円の半分の5500ウォンと大幅に
下方修正した。前日の起亜自動車の終値( 5850ウォン)がこれよりも高いという点を勘案すれば、
事実上の「売り注文」の意見を提示したわけだ。
この調整の主な理由は、来年のキャッシュフローに対する悲観的な展望にある。 JPモガンの分析に
よれば来年に満期が到来するの起亜自動車の負債総額は1兆300億ウォンである。ところで、来年に処分
可能な現金の予想が1兆1780億ウォンであまり差がないということだ。
JPモガンは、今年から引き継が現金が6000億ウォン、余剰キャッシュフローが2780億ウォン、使用
しなかった貸出限度額が3000億ウォンになると、それぞれ推定した。この場合は来年度のメンテナンス
や設備投資の費用に6000億ウォンが使われており配当はないと予想した。
さらに、自動車需要の悪化が、営業キャッシュフローを悪化させる可能性があると懸念した。これら
のキャッシュフローは売上高139万台を想定して推定されたものだが、売上高が5%減少すると4000億ウォン
の営業キャッシュフローが減少するだろうと述べた。簡潔に言えば、起亜自動車が来年に114万台より
少なく販売すれば現金が社債(1兆300億ウォン)よりも少ないという話だ。
海外子会社への再投資も「主要なリスク」となると評価した。 JPモガンは起亜自動車が2億5000万
ユーロをヨーロッパの系列会社に支援する計画だという先月24日の発表を引用し、「自動車の売上高の
減少が資本構造の改善と海外子会社の収益を継続的に制限することを懸念している」と明らかにした。
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