08/11/25 20:37:00
韓国前大統領の実兄を聴取へ 不正ロビー活動で
【ソウル25日共同】韓国の盧武鉉前大統領の周辺が証券会社の買収劇に介入してロビー活動の対価を
受け取ったり、インサイダー情報で巨額の利益を得たりしていた疑いが強まり、検察が25日までに
捜査に着手、前大統領の実兄にも出国を禁じ、近く事情聴取に乗り出す見通しになった。
大統領の威光を周辺が利用して金品を得る悪弊が、清廉さを看板にした前政権でも繰り返されたこと
に、あきれる声が上がっている。
事件は2006年に韓国農協が世宗証券を買収する過程で、同証券大株主の会社代表が農協側に高値
での買収を求めてロビー攻勢を行い、盧前大統領の高校同窓生の会社社長鄭化三氏らを動員した。鄭氏
らは見返りに約30億ウォン(約1億9000万円)を受け取った疑いで逮捕された。
鄭氏らは前大統領の実兄、盧健平氏にも農協側への働きかけを依頼したとみられ、検察は金銭授受の
有無を調べている。
世宗証券の株価は買収前後に10倍に高騰し、これでロビー資金がつくられた疑いがあるほか、前
大統領の有力後援者が仮名口座で同株を取引し、100億ウォン以上の利益を上げていた。
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