08/11/22 23:17:40
兵庫県の井戸敏三知事は11日、西部地域の知事の会合で「関東地方に地震が発生すれば(東京が)
相当な被害をこうむる。それはチャンスだ。チャンスを活かさなければならない」と述べた。(本旨11月
13日付け報道)最近、日本政・官界高位人士の妄言が続いている。韓国に敏感な歴史問題だけでは
なく、日本国内の特定地域を刺激する発言まで出たのだ。
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▲8月15日、日本人たちが終戦記念日を迎え靖国神社を参拜している。
日本の過去の侵略戦争及び植民支配を擁護する論文で波紋を投げ、解任された田母神俊雄前自衛
隊航空幕僚長は11日、日本参議院に参考人で立会い、「少しも間違ったと思わない」と既存の主張を
繰り返した。
◆日本妄言史
日本の政治家の過去事妄言は数えきれなく繰り返されて来た。1953年10月韓・日会談で日本側の
久保田貫一郎代表がしたという「久保田妄言(日本の統治は韓国人に恩恵を施した)」が日本指導層
妄言の始めに上げられる。以後も「日本人はアフリカ土人や朝鮮人に生まれなかったことだけも幸い
に思いなさい」(荒木文部大臣・1961年)、「植民地時代、日本は良いこともした」(江藤隆美総務庁長
官・1995年)、「独島は日本の領土」(森喜朗総理・2000年)など数えきれない。
「妄言の系譜」は日帝侵略に直接加わったり同調した「妄言第一世代」、1980年代の歴史教科書歪曲
をけしかけた藤尾前文部大臣など「第二世代」を経て、最近の日本政界に大挙出現した「第三世代」
につながる。これら3世代は日本が韓国とアジアで起こした過去の罪状に対して自責意識がない「戦
後世代」で「日本は謝罪は十分したから、これ以上ぺこぺこする必要がない」と考える。
◆戦後世代が前面へ
代表的人物が戦後世代初の総理である安倍晋三前総理だ。「日本軍慰安婦を強制動員したという証
拠がない」などの妄言を残した。麻生太郎総理も漏らすことができない。「創氏改名は当時、朝鮮人た
ちが願って成り立ったもの」「6・25戦争（朝鮮戦争）が日本の助けになった」などが代表的だ。過去事
妄言の他にもアルツハイマー病患者を侮辱する発言で酷い目に会ったし、第1野党である民主党を
「ナチ」に比喩したこともある。今年9月、国土交通相に指名された中山成彬は2005年、文部科学相
在任の時「竹島(独島の日本名)を日本の領土として教科書に明記しなければならない」と発言して波
紋を投げかけた人物だ。彼は「日教組の強い所は学生の成績が悪い」「日教組の息子たちは成績が
悪くても教師になれる」と言う発言で就任5日で国土交通相を辞任した。
◆彼らはどうして妄言を言うのか
どうして彼らは公式席上で「非常識的な」発言をするのか。ユク・ソンピル高麗大心理学科教授は「突
出発言をすれば、メディアの注目をあびて議論になり、むしろ人気が上がることもある。政治家たちに
は'露出'が重要な存在感を誇示するための'ノイズ・マーケッティング'を試みる側面もある」と述べた。
専門家たちは「過去事妄言と異なる妄言は、はっきり性格が違うから分けて見なければならない」と言
う。「関東大震災が起きればチャンスだ」などの発言は個人の品格と資質が疑われる発言だが、韓日
過去事や独島問題などに対する政治家の妄言は、単純に「個人意見」と見なせないということだ。
チョン・ジェジョン、ソウル市立大国史学科教授は「日本指導層人士の妄言が繰り返されることは日本
で戦後の精算が充分に行われず、退行的歴史観が残っているから」であり「周辺国家との関係で日
本が私的な声を出せないことに対するリバウンドとも見られる」と述べた。私たちの立場では妄言だが、
それを言う彼らの立場では所信であるかも知れない。イ・ウォンドク国民大国際学部教授は「日本政
府の公式談話はお詫び論だが、彼ら内部でも歴史認識について多様なスペクトルが存在する。最近
問題になった田母神の妄言は日本右派の極端を見せてくれるもの」と述べた。
(続きは>>2-5のあたり)
ソース：朝鮮日報(韓国語)[Why][どうして彼らは]自尊心傷日本人たち、続いた妄言で代りに満足？
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