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「料理で体感 食糧格差」 韓国はビュッフェ、セネガル1皿と水1杯…
飢餓や貧困について考えてもらおうと、清泉女子大(品川区東五反田3)の学生たちが12月13日、同大講
堂で「ハンガーバンケット」(飢餓の祭典)と題したイベントを開く。参加者が先進国、途上国それぞれの食事
量や不平等さを体感し、問題解決のため自分たちに何ができるかを話し合う企画だ。
(吉永亜希子)
イベントでは、参加者がくじを引き、定められた「貧困」の度合いに応じて第1~第3世界の住民となる。
裕福な度合いが最も高い第1世界では、韓国料理をビュッフェ形式で食べる。第2世界では、1皿分の
インドネシア料理「ナシゴレン」と水1杯。第3世界に属した場合は、さらに量が少なくなり、アフリカ・セネガル
の民族料理1皿と水1杯しか与えられない。食後には、こうした体験で感じたことや、食糧危機の解決のため
に取り組みたいことについて意見交換する。
ハンガーバンケットはイギリスを発祥とするNGOが、食糧問題について広く知ってもらうことを目的に、30年
以上前に開発した教育プログラム。同大でも2000年、創立50周年を記念して1回目が開かれ、02年から
は01年に新設された地球市民学科の学生が年1回行ってきた。
今回は、食事体験と討論会のほか、NGOスタッフが世界の飢餓の現状について講演する。
同学科2年の岩崎桃子さん(20)は「食事体験を経て自分はどう変わるのか、何ができるかを考えてほしい」
と話している。
ソース:読売新聞(2008年11月21日 読売新聞)
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▼イベントに向けて、打ち合わせをする学生たち
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