08/11/20 15:26:31
【東京２０日聯合】日本に連行され強制労働の末に死亡した韓国人犠牲者の遺骨５９柱の返還を
前に、２０日に東京・祐天寺で追悼式が行われた。式には遺族ら３０人余りが出席し、日本政府も
厚生労働省と外務省から代表を派遣した。
権哲賢（クォン・チョルヒョン）駐日韓国大使は「遺族の皆さんのこれまでの悲しみと苦痛を考える
と、国権回復後数十年が過ぎるまで遺骨を故国に戻すことができなかった現実に嘆かわしさを禁
じえない」とあいさつした。韓日政府が協力し、遅くなったものの強制動員犠牲者の遺骨を還送で
きるようになったことを幸いに思うとし、「遺族の胸中に残るこれまでの恨みが少しでも晴れればと
切に願っている」と述べた。
また、「両国の友好と平和、未来志向的な関係の構築は、過去を失うことではない。過去を直視し
ながら誠意ある解決努力を傾けるとき、これに向けた真の芽が吹くということだと、ともに心に刻ん
でほしい」と強調した。
２１日に韓国に還送される遺骨は、祐天寺に保管されている韓国人の遺骨１０３４柱の一部。対象
となった遺骨は韓国籍の旧軍人とその家族で、韓国で確認された遺族が還送を強く希望したもの
だという。以前に還送された遺骨が安置されている忠清南道・天安の納骨堂に納められる予定だ。
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聯合ニュース