08/11/19 22:26:56
母国・韓国でもついにバッシング…李、あるか逆転弾
◆「最悪の1年」
プロ14年目の今季を「野球を始めて以来最悪の1年」と振り返った巨人・李承ヨプ内野手(32)。
母国・韓国ではタブーだったはずの批判も出始め、“商品価値”も下がっている。
アジアの大砲の逆襲はあるのか。
年俸6億円は日本球界最高額。だが4年契約2年目の今季、李はレギュラーシーズンの大半を2軍で
過ごし、1軍ではわずか45試合出場で打率.248、8本塁打、27打点に終わった。
日本シリーズでも18打数2安打12三振と振るわず、渡辺恒雄球団会長も「何で一度(スタメンを)
降ろした李をまた使うのか」と李の起用を敗因にあげた。
11日に帰国した李が、金浦空港で行った会見も悲壮感に満ちていた。
「日本シリーズで負けた原因が、自分であることはよく分かっている。西武に翻弄(ほんろう)された」
「準備が足りなかった。体を100%作れなかった自分の責任だ」「野球を始めて以来、最悪の1年
だった。2軍にいる時間が長く、応援してくれる人たちに申し訳ない」
8月の北京五輪では金メダルに貢献したが、来春の第2回WBCには「今の状態で出ても、さらに
恥をかくだけ」と辞退を表明している。
韓国紙記者は「辞退は仕方ないと思う。韓国でも『WBCで活躍してメジャー挑戦だ』と考えている人は
もういない。しっかりキャンプで鍛えて、巨人で残り2年間、悔いのないよう過ごしてほしい」と理解を示す。
韓国では国民的英雄の李にバッシングはご法度とされてきたが、「墜落した国民打者」(中央日報)と
書かれるなど、流れは変わりつつある。
一方、李には韓国ウォンを運んでくる役割も期待されてきた。読売グループの日本テレビは、
韓国メディアから巨人戦の放映権料を得ている。
韓国のスポーツチャンネルでは今季も連日、巨人戦を生中継。だがすでに国民的英雄の地位から
落ちた李の不調が視聴者に与えた影響は、意外に少なかったようだ。
日テレの久保伸太郎社長は「李承ヨプ選手が2軍にいる間も、向こうのチャンネル占有率はそう変わら
なかったと聞いています。巨人戦そのものを楽しんでいただいている。内海選手や金刃選手は非常に
人気があるそうですよ」と明かす。
この「最悪の1年」が、これまで背負ってきたさまざまな重圧を解き放ってくれたと、李がプラスに
とらえれば…。
ようやく巨人の一選手として臨める来季こそ、アジアの大砲の真価が問われる。
ソース:ZAKZAK 2008/11/18
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
▼今季は「最悪の1年」となった李承ヨプ。重圧から解放された?
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