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造船業の払い戻し保証1兆ウォン..保険会社に飛び火(ソウル=聯合ニュース)2008/11/19 14:55..送稿
中小造船企業等に対する構造調整が差し迫り、これら造船業体に保険商品を
売った保険会社も一緒に損失を見るのではないかという憂慮が広がっている。
19日、保険業界によればメリッツ火災はA重工業から1千億ウォン規模の前払い金払い戻し保証
(RG.Refund Guarantee)保険を引き受けたが最近この会社が資金難に陥って損失憂慮が出てきている。
RG保険というのは造船業体が船舶を適時に完工できなければ造船会社が船主に船舶建造のためにあらかじめ支払った
前払い金を代わりに返す商品だ。船主の立場ではあらかじめ支払った前払い金を取られないための装置だ。
問題はA重工業が資金難を迎え、この会社が受注した船舶を全て完成できなくて
メリッツ火災が前払い金を代わりに支払う状況が発生するのではないかという不安感だ。
メリッツ火災はしかし船舶建造が中断されて、保険金を支給する事態が発生する可能性は小さいという立場だ。
この会社関係者は「保険金を支給する保険事故が起こるなら船主が保険金を請求するべきで、たとえ
A重工業に問題が生じても他の造船会社がこれを取得して操業を継続すれば何の問題も生じない」としながら
「支払わなければならない保険金の80%ほどは国内外で再保険に加入していて危険を分散してある」と話した。
保険業界によれば損害保険業界が抱えているRG保険の規模は1兆ウォン余だと知らされた。
ただしRG保険の規模は工事の進展状況によって増減したり、為替レートにも連動されるので日々変動する。
メリッツ火災の場合、A重工業の他に他の造船会社にもこの商品を売っていて全体規模が
2千億~3千億ウォンになり、ハンファ損害保険も約307億ウォンの物量を持っている。
こういう憂慮は直ちに証券市場に反映され、18日RG保険を保有した損害保険社の株価が
揃って大きく落ちて、さらにはRG保険がない損保会社の株価も共に墜落した。
ハンファ損保もやはり「優良造船所にだけRG保険証券を発給したし、もし事故がおきるといってもすでに
90%程度を再保険が効くようにしたうえに、事故に備えた債権が確保されていて実際負担額は20億~30億
ウォンに終わる」としながら「これは会社の利益規模に照らしてみる時、僅かな水準」と明らかにした。
金融監督院関係者は「造船所が破産しても他の造船所が取得して作るので、クレームが提起された
事例は多くなかった」として「監督をしているが憂慮するほどの状況ではない」と話した。
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