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[ワシントン 14日 ロイター] オバマ米次期政権の国務長官候補に、民主党大統領予備選で対抗馬
だったヒラリー・クリントン上院議員(民主党、ニューヨーク州)が浮上した。外交政策に関しクリントン氏
がこれまでに示している見解は以下の通り。
<イラン>
オバマ次期政権の国務長官に関しては、イランに対するアプローチ方法が大きな注目点となる。
ブッシュ政権はイランについて、核兵器を製造しようとしており、イラクの過激派を支援していると批判。
総じてイラン政府との接触を回避してきている。
大統領選期間中にクリントン氏は、オバマ氏がイランやシリア、北朝鮮首脳との会談に前向きな姿勢を
示しているのは外交政策に疎い証拠と指摘。イスラエルに対して核兵器を使うようなことがあれば、
イランを「消し去る」と語っていた。
ただ、イラクの将来についてイランやシリアほか周辺各国と協議を持つことには賛成。クリントン氏の
外交顧問の1人リチャード・ホルブルック前国連大使は最近、米国はイランと接触するに当たり、
交渉継続への基盤があるかどうかを見極めるため、非公式ルートを通じたやり取りから始めるべきとの
見解を示した。
<中国、北朝鮮>
今世紀、米国にとって最も重要な2国間関係は中国との関係になるだろうとしている。
北朝鮮の核施設無能力化に向けた多国間合意を達成するため中国の支援が重要とし、「この枠組みを
礎として北東アジアでの安全保障体制を確立すべき」と語った。
その他は>>2以降で
ソース:ロイター 2008年 11月 17日 16:53
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