08/11/15 00:29:46
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◇歴史学者と同時に敬虔なクリスチャンとして「歴史は告白することだ」と言う信念を実践する尹慶老
(ユン・ギョンノ)漢城大総長。
「歴史と言うのは誇らしいことと共に恥ずかしい過去、欠点の歴史も歴史化するべきであります。」
25年間漢城大歴史文化学部教授を歴任した歴史学者であると同時に親日人名辞典編纂委員会委員
長を引き受けている尹慶老(ユン・ギョンノ, 61)漢城大総長が口を開いた。
敬虔なクリスチャンであるユン総長は、韓国キリスト教歴史研究所所長と経実連中央委員会議長に引き
続き今も在外同胞教育振興財団共同代表、ソウルYMCA市民論壇委員会委員長などを引き受けるほ
ど、社会団体活動にもまめに参加する行動する学者だ。
「今は真偽がはっきりするまで、日本の教科書歪曲問題を含めた中国の東北工程、ときに起きる独島
(日本名：竹島)問題などは一種の歴史戦争といってもいいほど、重大な国家的懸案に頭をもたげました。
さらに、盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権で始まった過去事清算問題、すなわち日帝植民時代の親日反民族行
為問題などが絶えず社会問題になっています。」
最近「韓国近現代史の省察と告白」(漢城大出版部)を出版したユン総長は「私たちの社会で過去史問題
がこのように主な関心になった事はなかったと記憶します。これまで、私たちの社会は過去事を深く振り
返るほど余裕を持つことができなかったせいかも知れない」と述べた。
「民間次元で進行されている親日人名辞典編纂作業委の委員長という職を非常に負担になりながらも
断れなかったのは、韓国近現代史を勉強して教えて来た歴史学徒としての責任感のためだった」ユン総
長は「歴史は告白することだ」と言う学者的信念に忠実になるためだと回答する。
「作今激しく吹いている世界化熱風とともに押しかけた周辺列強のネオナショナリズムと新覇権主義は
私たち民族のアイデンティティを返り見ざるを得ないようにしたし、これに歴史問題が現実問題と強く接
近した」と強調するユン総長は「内では親日過去問題、外では日本と中国を相手に歴史戦争を経験しな
ければならない前代未聞の歴史論争に直面したのが今日の私たちの社会の一断面」と述べた。
過去事清算問題と教科書改訂問題などで社会が分裂する現象に対しては「この問題にイデオロギー的
に接近するのは非常に困る。個人でも国家でも功があって過があるものだから光復のための熾烈な闘
いの歴史の渦中にあった暗い陰もこれからは正面から見つめなければならない」と主張した。自虐では
なく成熟した史観、開かれた史観で見なければならないという持論だ。
正しいか悪いかという論争も政治的に近付くのではなく「歴史化」しようと提案する。「歴史はただ昔のこ
とではなく、現在、私たちのそばで呼吸している鮮やかな生の一部」という信念があちこちに見られる。
（後略）
ソース：世界日報(韓国語) “恥ずかしい過去まで告白すると史家と言えます”
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