08/11/14 04:35:56
覚せい剤密輸容疑で逮捕の男、頻繁に日中間行き来
北九州市の門司港に入港した貨物船から覚せい剤約300キロ(末端価格約200億円相当)が
押収された事件で、覚せい剤取締法違反(営利目的譲り受け未遂)容疑で逮捕された中国在住の
会社役員嶋田徳龍容疑者(40)が昨年から今年にかけて頻繁に日中間を行き来し、そのたびに
北九州地区や鹿児島県内の港で目撃されていたことが、福岡県警などの合同捜査本部の調べで分かった。
嶋田容疑者は中国から日本に帰化しており、日中双方の犯罪組織の仲介役として
覚せい剤の買い付けに行った後、下見などで港を訪れた疑いがあるとみて追及する。
嶋田容疑者は、アフリカ・シエラレオネ船籍の貨物船「ユニバーサル」号の船底に隠された
覚せい剤約300キロをインドネシア人の乗組員から譲り受けようとしたとして、おいの
嶋田幸太郎容疑者(22)とともに11日に逮捕された。
捜査関係者によると、昨年5月頃、嶋田徳龍容疑者による覚せい剤の密輸情報が寄せられ、
尾行などの内偵捜査を開始。中国には年数回のペースで渡航し、その後、北九州市八幡西区黒崎や
福岡県苅田町、鹿児島県内などの港に現れていた。そのたびに中国から貨物船が入港していたという。
合同捜査本部は国内の暴力団が覚せい剤を密輸する際、もともと中国人で中国語が
堪能な嶋田容疑者が、中国マフィア側との交渉役だったとの見方を強めている。
貨物船は中国南部の防城を10月17日に出港。船に取り付けられた全地球測位システム(GPS)
などの動きから、覚せい剤は出港時に積み込まれたとみられるという。合同捜査本部は取り締まりが
厳しい北朝鮮ルートではなく、中国ルートで密輸しようとしたとみており、原産国の特定などを急ぐ。
ソース:読売新聞 (2008年11月13日)
URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)
関連スレ
【国内】貨物船に覚せい剤300キロ、インドネシア人ら12人逮捕 中国から門司港に入港[11/12]
スレリンク(news4plus板)