08/11/12 00:09:45
フィッチ、韓国の金融機関のIDR格付けを下方修正へ
国際的な信用評価機関のイギリスのフィッチが11日（現地時間）、韓国の金融機関の長期外貨
建て表示IDR（Issuer Default Ratings）格付けの見通しを下方修正すると発表した。
フィッチは輸出入銀行、産業銀行、企業銀行、農協、中小企業振興公団（SBC）などの「A」の
格付けを受けている国の政策金融機関の格付け見通しを「安定」から「否定的」に下方修正した。
フィッチはまた新韓銀行（IDRスター「A」意見安定的 → 否定的）、ウリ銀行（IDRスター「A-」
眺め安定的 → 否定的）、ウリ金融持株（IDRスター「BBB」意見安定的 → 否定的）、ハナ銀行
（IDRスター「A-」眺め安定的 → 否定的）、外換銀行（IDRスター「A-」眺め安定的 → 否定的）、
釜山銀行（IDRスター「BBB-」眺め安定的 → 否定的）、慶南銀行（IDRスター「BBB」眺めの安定的
→ 否定的）、光州（クァンジュ）銀行（IDRスター「BBB」意見安定的 → 否定的）などの商業銀行
の格付けの見通しも一斉に下方修正した。
フィッチはこれとともに、国民銀行の「A」IDR格付けの見通しは「否定的」と再確認した。
ウリ投資証券、韓国投資証券などのIDRの格付けの見通しも「否定的」に下方修正した。
大宇キャピタルの「BB」の格付けの見通しも「安定」から「否定的」で、現代カードの「BBB」
格付けの見通しは「肯定的」から「安定」に下方修正した。
フィッチがこのような国の政策金融の企業の格付けの見通しを下方修正したのは、韓国の信用
格付けの見通しを下方修正したことによるものだと説明した。
また商業銀行の格付け見通し下方は世界的な景気低迷などの影響で、中期的に信用コストの増加
懸念を反映したものだと明らかにした。
これとともに証券会社の場合はビジネスモデルの高まる危険性を反映したものだと付け加えた。
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