08/11/11 19:24:30
ここまで興行成績と作品の評価がまっぷたつに分かれると、逆に興味が湧いて仕方がない。
噂のモンスター映画『D-WARS ディー・ウォーズ』が、ついに日本に上陸する。
韓国出身のシム・ヒョンレ監督の第2作にあたる本作は、韓国で2007年に公開され850万人を動員、
5000万ドルの興収を記録。さらに全米では2275館で公開され、週間興収成績5位に食い込む健闘を見せた。
しかしその一方で、ネット上では「CGI時代のエド・ウッド」「星ゼロ個」など、何とも辛辣なコメントが並んでいるではないか。
特撮ヲタクが高じて、人気コメディアンから映画監督に転身したシム監督への関心は、ますます増すばかりである。
映画評論なにするものぞ、とばかりに特撮映画先進国・日本にやって来たシム監督に、大いなる野望を語ってもらった。
─『D-WARS』は世界中の誰が観ても楽しめる特撮ファンタジーですね。35億円もの製作費を集め、
これだけの大作を完成させるには、さぞご苦労も多かったことかと思います。
「えぇ、米国では私のことを知っている人がいないので、まず信頼してもらうまでが大変でした。
今までの韓国映画になかったダイナミックで世界中の人に喜んでもらえる映画を撮りたいという私の考えは、
なかなか理解されませんでした。幸い、私のことを可愛がってくれている諸先輩がたに援助してもらい、
プロジェクトが進行したのですが、その先輩たちも本当に私の映画が大ヒットするとは予想していなかったようです(笑)。
私にはスピルバーグやルーカスのようなブランド力も人的ネットワークもないので、まずスタッフを集めるのと同時に、
徹底的に米国でヒットした映画の傾向をリサーチしたんです。その結果、難しいストーリーはやめ、誰もが好むシンプルな勧善懲悪ものにしました。
その上で、アジアの人間なら誰もが知っている龍をモチーフにした、今までにないリアルなモンスター映画にしたんです」
─全米2275館もの劇場で公開とは大変な快挙じゃないですか。
「ありがとう(笑)。米国には映画館主による協会があり、全米で公開するのは、協会主催のテストに合格しなくてはいけません。
10代、20代、30~50代と世代別の試写会が3回開かれ、作品内容が採点されるんです。テストの前は非常に緊張しましたが、
結果は平均89点という高得点でした。そのお陰で、『D-WARS』を自分の劇場でも上映したいという劇場からのオファーが殺到したんです。
フィルム数が足りなくて、当初は2275館でしか公開できませんでしたが、その後ハワイやアラスカでも公開され、最終的には3000館近い劇場で上映されました。
マスコミの反応が怖くて、マスコミ向け試写はしませんでしたが、保守的で知られるNYタイムズには『新人監督がこんな映画をつくるとは信じられない』と好意的な映画評が載ったんですよ」
以下、>>2以降
ソース:日刊サイゾー
URLリンク(www.cyzo.com)
依頼
◆◆◆スレッド作成&継続依頼スレ★106◆◆◆
スレリンク(news4plus板:254番)