08/11/11 18:22:42
【ソウル西脇真一、堀山明子】
韓国の李明博(イミョンバク)大統領(66)は9日、ソウルの青瓦台(大統領官邸)で、
伊藤芳明・毎日新聞東京本社編集局長ら日韓英3紙の代表と会見した。
李大統領はオバマ次期米大統領が北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記との直接対話に
前向きな姿勢を示していることについて「首脳会談に反対しない」と述べ、
「米朝間の問題解決に向けた努力は、(北朝鮮の核問題をめぐる)6カ国協議の目標達成にも役に立つ」
と期待感を示した。
会見したのは毎日新聞と韓国の朝鮮日報、英国のタイムズ。
李大統領は金融危機に関連し「ドルの世界的地位は低下した。日中韓3カ国が単一通貨に合意すれば、
アジア(全域)に広げるのは難しくないだろう。日本の役割は大きい」と指摘し、
欧州のユーロをモデルにしたアジア単一通貨構想の必要性を強調した。
また李大統領は、「(オバマ政権誕生で米朝関係が進展すれば)韓国が孤立するのでは、
との見方が韓国国内にあるが、私は心配していない」と断言。李大統領と金総書記との会談についても
「過去の(金大中(キムデジュン)、盧武鉉(ノムヒョン))政権は任期中に一度ずつ会ったが、
私は必要なら何度でも会う用意がある」と語り、実現に意欲をみせた。
一方、6カ国協議の合意(07年10月)に基づき、核施設の無能力化に対する見返り措置として
北朝鮮にエネルギーを支援する第2段階措置に、日本が、日本人拉致問題を理由に参加を留保していることに言及。
李大統領は「日本は6カ国協議を通じ核問題を解決するという意思を(韓国などと)全面的に共有している」との認識を示し、
「(核兵器と核計画の廃棄に入る)第3段階に入れば、日本はさまざまな役割を果たすだろう」と協力を呼びかけた。
日韓の歴史認識問題では未来志向の立場を強調する一方、「私が『未来志向的に考える』と言ったのは、
歪曲(わいきょく)された歴史を認めるということではない。日本は歴史を正しく判断できる位置にあるから任せて、
未来に向かっていこうという趣旨だ」と説明した。
さらに、天皇陛下の訪韓を「韓国国民も迎える姿勢はある」と述べ、ドイツ(当時西独)首相がポーランドを訪問して
ポーランド国民を感動させた例を挙げ「来て何をするかによって、両国の発展に影響を与える」と語った。
ソース:毎日
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