08/11/07 10:23:56
李大統領がオバマ氏と電話会談、韓米同盟強化で一致
【ソウル7日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領が7日、オバマ米次期大統領と初めて電話
会談した。10分間ほどの通話で韓米同盟の強化問題などについて話し合った。青瓦台(大統領府)
の李東官(イ・ドングァン)報道官が伝えた。
李大統領は、大統領選当選を祝う言葉を伝えるとともに「変化と希望に対する米国民の期待は大変
大きいと承知している。また、多くの国が期待している」と述べた。これに対しオバマ次期大統領は、
韓国と韓国民を心から尊敬していると述べ「韓米関係は緊密だが、これを一層強化したい。両国の
強化された同盟関係がアジア平和安定の礎石になる」との考えを示した。
またオバマ次期大統領は、金融危機と北朝鮮核問題を両国間の緊密な協議で解決するとともに、
伝統的な両国の同盟関係を21世紀の戦略的同盟関係に発展させようと提案。確固たる韓米共助を
重ねて強調した。
李大統領は「そうした言葉を聞いて頼もしい思い」と応え、世界が金融危機とエネルギー、資源、
環境、貧困など複数懸案を抱いているが、オバマ次期大統領が強調したように、国際的なパートナー
シップを構築しともに解決すべきとの見解に全面的に同意すると、共感を示した。また、北東アジア
と朝鮮半島の平和安定や北朝鮮核問題の解決で、韓米が緊密に協議していく必要があると強調した。
オバマ次期大統領は「わたしも李大統領の人生を尊敬している。知恵と経験をお借りしたく、個人的に、
近いうちに会えることを期待している」と述べた。
これに関連し、李大統領とオバマ次期大統領が15日にワシントンで開かれる世界20カ国・地域
首脳による緊急首脳会合(サミット)で、別途に会談するのではとの見方も上がっている。李報道官は、
現時点で決定事項はないが、多様なチャンネルを通じ会談を推進していると明らかにした。
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)