08/11/05 11:27:34
【台北=源一秀】台湾の対中国窓口機関、海峡交流基金会の江丙坤理事長と中国側の
海峡両岸関係協会の陳雲林会長は4日午後、台北市内のホテルで、海運直航便の解禁
や郵便の直接配達などをうたった合意文書に調印した。
これで、1970年代末から中国が台湾に対して求めてきた「三通」(中台間の直接の通商
、通航、通信)が事実上、実現することになった。
合意したのは〈1〉直行チャーター便を現在の週4日から毎日の運航とし、便数を36便か
ら108便に増加、中国内の発着飛行場を5か所から21か所に拡大〈2〉海運の直航便を
解禁し、台湾は11港、中国は63港を開放〈3〉書留などに限られてきた郵便の直接配達
を手紙、小包などにも拡大〈4〉食品安全問題が発生した際の連絡・協力体制作り―など。
食品安全の項目は1週間後に、そのほかは40日後に発効する。
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読売新聞