08/11/04 13:05:27
通貨スワップ金利、史上初のマイナス
韓国ウォンとドルを交換する通貨スワップ(CRS)の取引が史上初めてマイナス金利に締結された。
ウォンを払いながらその見返りとして利子を受け取るどころか、かえって払わなければならない
状況が演出されたのだ。
スワップ市場によると、 4日午前1年満期1年満期の通貨スワップ(CRS)の金利が-0.3%を記録
した。実際締結値で前日の0.2%に比べ0.5%ポイント下落した。これまでのCRS金利呼び値がマイ
ナスを記録したことはあるものの、実際の取引が締結されたのは史上初めてのことです。
CRS金利はドルの変動金利(Libor)と交換されるウォン固定金利を意味する。ドルを支払う側で
リボ金利を受け取り、反対にウォンの固定金利を与える。この金利がマイナスというのは、ウォン
を与える側ではむしろ元本と利息を払ってドルと交換されることを意味する。
CRS金利マイナス転換について、市場関係者らもパニックに陥る様子だ。 CRSの金利が下落したのは
ドル資金に対する需要が大きくなったことを意味する。最近韓国の銀行の競争入札によるスワップ
取り引きと韓米通貨スワップ締結で外貨資金の問題が大きく好転するものと期待していたからだ。
外資系銀行のある関係者は「外資系銀行を中心に韓国ウォンを与えドルを受けようとする需要が強い」
とし、「これといった理由をわからない」と語った。
一部ではスワップ市場でウォンと外貨資金の一時的な不一致が生じているという観測もある。
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