08/11/04 08:20:01
来韓中のマイクロソフト(MS)社スティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は3日午後、李明博
(イ・ミョンバク)大統領と会談し、ソフトウェア分野の人材養成、韓国の新生ソフトウェア企業育成お
よび海外進出支援のため、今後3年間で6000万ドル(約59億円)を投資するつもりだと明らかにした。
バルマー氏が明らかにしたところによると、今後3年間、韓国の大学生2000人を選抜し、ソフトウェ
ア開発と関連する技術教育を実施、またこれとは別に韓国内外の企業におけるインターンプログラ
ム(500人)を運営するという。
バルマー氏は同日午前、全国経済人連合会(全経連)の招きを受け、ソウルのグランド・インター
コンチネンタル・ホテルで特別講演を行い、「経済状況がよくないからといって委縮してはいけない。
マイクロソフトは来年、投資規模を40億ドル(約3966億円)増やすこととした」と述べた。またバルマ
ー氏は、米国大統領選挙と関連する質問に対し、「誰が当選しようとも、米国経済と世界経済はよく
なる」と語った。
バルマー氏は、招請特別講演終了後の午前11時、瑞草区良才洞にある現代・起亜自動車の社屋
で開かれた「車両IT(情報技術)革新センター」開所式に出席し、鄭夢九(チョン・モング)会長と会談、
自動車・IT産業分野における両社の協力のあり方を議論した。
続いて、グランド・インターコンチネンタル・ホテルでLG電子の南鏞(ナム・ヨン)副会長と会談、スマ
ートフォンやネットブック(ノートパソコン)など、モバイル融複合分野における戦略的協力関係構築
のための了解覚書(MOU)を締結した。
さらにバルマー氏は、同日午後5時30分から新羅ホテルで開かれたサムスン電子のグローバル戦
略携帯電話端末「オムニア」の韓国市場発表会にも参加し、サムスン電子の李潤雨(イ・ユンウ)副会
長、崔志成(チェ・ジソン)社長、SKテレコムの金信培(キム・シンベ)社長らと会談し、協力のあり方に
ついて議論した。
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